2023.02.22
秋頃に植えたチューリップの球根。初めて見た時は「それなあに?」「ええ!種なの!?」「こんなのがチューリップになるんだ〜」と驚いていました。鉢を運ぶところから、中に土を入れ、球根を植え、土をかぶせ、水をやる。その全てに関わった子どももいます。
年が明けてもなかなか芽が出てこないチューリップたち…。
「あ!ねえ見て!芽が見えてきてる!」「ほんとだ!なんか、いんげんに似てる!」
なんと、ほんの数センチ、芽が出始めてきました!ここ数日で一気に大きくなったような気がして、子どもも大人もビックリです。
「もしかして、トトロたちがやってきたんじゃない?」「こうやって、グングンって伸びるように踊ってくれてたのかもね!」「夢だけど、夢じゃなかった〜すごい!」
今も、日常の些細な場面でトトロを身近に感じているようです。
芽が出てきたことで、自分たちが植えたチューリップが成長している!ということに実感が湧いたようで…
「なんかおひさま出てきた!乾いちゃうかも」「あんまりあげすぎると、チューリップ溺れちゃうよ!」子どもたち同士で声をかけながら、水やりがはじまりました。
自然に興味を持つ。そこで終わるのではなく、そのものを大切に世話しようと思ったり、どんな色の花が咲くのかな?どう育つのかな?と想像したり、次の年中さんが喜んでくれるかな〜と期待したり。これら全てに年中の心の育ちを感じます。「水をあげてくれているんだね!」と、その姿だけに着目するのではなく、いろんな気持ちを感じながらチューリップを見つめるその眼差しこそ、大切に認めていきたい姿ですね。