2023.03.13
職員の手作り遊具のトラックは子どもたちに大人気。もっと楽しくなるように飾り付けよう!ということで、年長に依頼が舞い込みました。そこでみんなで相談し、トラックを作る会社を設立しました。『とうきょうかいしゃ』と『カービィかいしゃ』ができ、それぞれ工程を分担することになりました。
まずは洗車!
それまでたっぷり遊んで汚れた車体をきれいにしていきます。「砂がいっぱいある!」「もっと水流して〜!」声を掛け合い、ピカピカに磨いていきます。
「泥だ!気持ちいい〜!」
洗車で泥水が園庭に流れて来たのを発見した子どもたち。早速、泥団子作りが始まりましたよ。「砂場のと違う!」今までの経験から、感触の違いや、色の違いなどにも気づいて「こうするとどうかな?」「混ぜてみたらどうなる?」と、色々なことを試しては作り、夢中になっていました。このように五感を使っていろんなことを考え、試しながら遊ぶことで感性が磨かれ、思考力も養われていきます。
次は塗装!
次の日、ペンキで車体に色を塗っていきました。「ここは赤!」「こっちは緑だね」設計図を見ながら丁寧に塗り進めていきました。年少さんも興味津々。じーっと見ています。
最後はデザイン!
また次の日、乾いたペンキの上から文字や模様を描いていきました。進めていくうちに、「この色もいいんじゃない?」「もっと星も描こうよ」と設計図と少し違うデザインになることもありましたが、仲間同士で「いいねいいね!」と楽しそうに描いていました。
完成〜!
『とうきょうかいしゃ』
『カービィかいしゃ』
完成を待ち侘びていた年少、年中の子どもたちが「これがいい!」「これにする!」と勢いよく乗っていく姿があり、「それぼくたちが描いたんだよ」と誇らしげな表情でした。初めてのペンキ塗りで、何日もかけながら、友達と協力し合いながら完成させたことは心に深く刻まれたことでしょう。自分達の作ったもので遊んでくれたり、卒園しても残っていくのは嬉しいですね。