2023.12.15
作品展が終わってからも大切にとっておき、遊び尽くしたロケット。来週の大掃除に向けて、みんなの手で解体することに決めました。
「ひっぱるよ!せ〜の…」
「きゃ〜!!」
「ロケットが壊れたら、もう宇宙に行けなくなっちゃうんじゃない?」
「宇宙船は残しておこう!そしたらいつでもみんなで宇宙に行けるよ!」
「水玉惑星も…」と始めた途端に一瞬で元の姿に!
「みかんの皮みたい!」
「また誰かが大玉転がしで使うかもしれないね!綺麗にしといてあげなきゃ!」
「ちょっと寂しいね…」「思い出があるから大丈夫だよ!」「先生!写真に撮って残しておいて!」
作ったものを壊す時。「寂しい」と思えるのは、それほど⦅気持ち⦆を込めていたからです。
時に友だちと意見をぶつけ合いながら、うまくいかない経験をしながら、その度に新しい発見に出会っていきました。
ただ やって終わり。ではなく、自分たちでたくさん考えて作り上げたものこそ、心に残ることを感じた子どもたち。作品展を通して、またひとつ、大きくなりました。