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年少組だより すみれ組

2023.02.24

子どもの会にご協力いただきありがとうございました。お子様の成長された

姿を見ていただけたかと思います。また、感想をおたより帳などにご記入頂けると励みになります。よろしくお願いします。

今回は、遊びの中から劇に至るまでの様子をお知らせしたいと思います。

入園の頃から遊び歌で『だいじょうぶ?ズコ』が大好きで、みんな「大丈夫?」と声をかけられたくて自分から丸まり、子どもたちから「〇〇ちゃんが、まるまってる!みんな集まって!」と始まり、友だちと関わるきっかけにもなった手遊びでした。この遊び歌とみんなの大好きなお医者さんごっこ、動物の変身ごっこを集めてオリジナルの劇になりました。みんなの、好きが集まった劇いかがだったでしょうか?

「動物村にはどんな動物がいるかな?」と尋ねると、きりん、馬、ペンギン、ぞう、きつね、アザラシ、人魚、カニ、カエル、体操の先生、など…たくさんの動物が毎日日替わりで出てきて…

みんなで表現するのが楽しいようで、お帰りの用意が終わると動物になり始めます。「あなたはだあれ?」と何の動物でしょうか?クイズがはじまってしまうすみれ組。
いつも制服は真っ白ですみません。

動物になりきって遊ぶうちに、「ワニは口を開けすぎて口が痛い」「小鳥は飛びすぎて疲れて羽が痛い」「ゴリラは胸をたたきすぎて胸が赤くなった」などいろいろなアイデアがでてきました。

すみれ組の子どもたちのアイデアを取り入れた猫のお医者さんのお話をすると、登場する動物のトコトコ人形を作りたいと作り始めました。
さっそく紙コップシアターなどを使ってお医者さんごっこが始まりました。

最初はキツネがピアノをしていたら、指が痛くなったというお話でした。
毎回色々な役になって、楽しんでいました。

三歳児の痛い時はどうやら、丸くなるようです。
小鳥さんは、「こすずめのぼうけん」の絵本を見ると羽ばたく練習がはじまりました。
ライオンさんは大きい声なんだよ!メガホンを持ってみんなをおどかしに行ったり、胸をたたきすぎて本当に痛いようなので、スポンジ入りのゴリラスーツを作ったりして動物の特徴を模倣するようになりました。
お医者さんが、治療してもなかなか「まだ治らなーい」という子どもたちと、たんこぶ(腫れ物)をつくりました!すると、「痛い痛いの飛んでいけー」が楽しくてすぐに、治るようになりました。
ゴリラのおうちもできました。

色々なごっこ遊びを通して、同じ役のともだちと関わるうちに自分から話しかけることができるようになり、自信を持てるようになったり、一人だとドキドキだけど、友だちと一緒だと頑張れるようになりました。また、ここの部分は自分が頑張ろうと友だちをまとめようとしてみんなに声をかけはじめる子、自分のアイデアをみんなに聞いてもらいたくなり発表してみようとした姿も見られるようになりました。

他クラスの劇を見て一緒に遊ぶうちに、どうやら動物村に、お風呂屋さん、大工さんが現れました。まだまだ色々なごっこ遊びは続きそうです。